DJ.コウの DJ Night

ポケモンが好きな学生のブログ。

【第2回PJCS2024予選】変則型瞑想ライコグッドスタッフ 最終1738(183位)

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お久しぶりです!DJ.コウです!

先日3/1(金) 9:00~ 3/4(月) 8:59に行われた公式大会: 第2回PJCS2024予選に参加しまして、おそらく4月の本戦への出場権を得ることができたと思うので今大会で私が使用した構築と今大会の環境を記録しておこうと思います。

※3/8 追記 予選抜け確認できました!

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構築の並び自体はメジャーなものを採用しており、渚沙さん(@Nagisa_154)が出している構築記事をかなり参考にしています。無料公開されていますし非常に良質で素晴らしいです。

そういったわけで構築紹介は外部向けに今更書くような内容としては薄い可能性があるので、構築紹介後に今大会の環境を書き、最後に今大会の環境を踏まえて今後環境入りしそうなポケモンや今熱いと思われるポケモンの考察を書いて終わろうと思います。

1. 構築経緯

2. 個体解説

3. 今大会の環境

4. 今後の環境入り,今熱いポケモン

5. 今大会を振り返って

の順で書いていきますので適当に流しながら興味のある所からでも読んでもらえたら嬉しいです。

 

【1. 構築経緯】

# パオジアン軸+瞑想ライコ軸との出会い

2/10(日)に第27回東北ポケモンオフに参加しまして、そこで準優勝されていたへいかさん(@He1kap0ke)がナークパ(略称: クリチャパオ、スカーフ連撃ウーラ、ブエナライコ、チョッキゴリラ、シュカガエン、オボンバレル)に食べ残し瞑想タケルライコを刺している構築で準優勝されているところを見ていました。

私は優勝者の猪狩さん(@ikari_poke)に敗れベスト8で敗退だったのですが、オフではクリアチャームパオジアンの入ったビートダウン構築を使用しており、このポケモンをかなり気に入っていたので、次はへいかさんと同様にパオジアン+連撃ウーラオスを主体する短〜中期戦の軸と瞑想タケルライコ+ガオガエン+ゴリランダーを主体とした中〜長期戦の軸を据えた構築を使ってみようと思いました。

# 6匹目の選定について

ナークパのブエナライコを食べ残し瞑想タケルライコに変更することでタケルライコが対トリックルーム耐性を持てるようになるのでモロバレルは必ずしも必要とはならないと判断し、モロバレルが担っていた対タケルライコ性能を補う6匹目の補完にはハバタクカミか化身ランドロスが適任であると考えました。

最終的には構築全体として触れにくいポケモン(ブリジュラス,ウガツホムラなど)へ打点を持てる技範囲の優秀さと対ガオガエン+モロバレル性能を評価し化身ランドロスを採用しました。

ハバタクカミ不採用の理由としてはこだわり眼鏡型にせよブエナSブースト型にせよハバタクカミの性能を引き出せる取り巻きのポケモンを構築内に採用できておらず、他のポケモンとハバタクカミとの足並みが揃いにくかったため、困ったら適当に投げるポケモン以上の価値が見出せなかったからです。

# ノーマルテラスライコ採用に至るまで

6匹目をハバタクカミにしたり化身ランドロスにしたりしながらランクバトルで構築を回していた所、タケルライコを投げたくなるような構築が竜の波動と迅雷の2つしか攻撃技のないタケルライコを詰ませる方法を学習してきており大変面倒臭いことが判明しました。

そのためタケルライコに竜の波動以外に有用そうな技がないか検索した所、 フェアリー打点を打てるテラバーストと範囲打点を打てるハイパーボイスの2つがヒットしました。

テラバーストはモロバレルへの打点にならないのとほぼ竜の波動の下位互換で弱そうすぎたので不採用、ハイパーボイスもタケルライコのメジャーなテラスタルであるフェアリーで採用だと2回瞑想を積んでギリギリ実用範囲といった感じで火力を出すまでが遅く、さらに火力も微妙で実際使ってみましたが弱かったです。

前回のPJCS予選でゆヌさん(@yunuponnu)がノーマルテラスタルの瞑想タケルライコを使って本戦権利を獲得していたのを見かけていましたが、ゆヌさん以外でこの型使っている人間がいなかったので若干怪しさを感じつつも試した所、襷型が多い悪ウーラオスに弱かったり、ブリジュラスやウガツホムラの処理が遅かったりで弱い面もありましたが、範囲打点で攻撃できるためテンプレ型よりも択を減らしダメージレースで優位を取りやすくなったり、瞑想ライコミラーでもダメージレースで勝てる分若干優位になったり、身代わり化身ランドロスがキツくなかったりで思ったよりも強い面が目立つことが判明しました。

大会直前(~2/27)のランクバトルではタケルライコを選出した30試合中29試合勝利しており、全体の勝率が35-7の80%超になっていたので、とりあえずノーマルテラスライコを採用した本構築を大会に持ち込むことにしました。

 

【個体解説】

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・パオジアン

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H-B: 炎テラス時A200ウーラオスインファイト」確定耐え,A204こだわり鉢巻カイリュー無テラス「しんそく」最高乱数切り耐え
H-D: C167命の珠化身ランドロス「だいちのちから」最高乱数切り耐え,C127エルフーンムーンフォース」確定耐え
S:準速パオジアン抜き

# 解説

トルネロスエルフーン、ハバタクカミ+イーユイ、ガオガエン+モロバレル or ゴリランダー、タケルライコなどを主な役割対象としており役割対象に弱点をついて1発か2発で倒せれば良いと考えてD方面に厚くしました。

役割対象を考えると炎、フェアリー、草を半減可能な炎テラスタルでの採用になります。

このポケモンの調整は考え出すと非常に難しいのですが、まず素早さの最低ラインとして最速トルネロスは確実に抜いておきたいと考えると、その少し上に最速エルフーンがおり、さらにその少し上に準速パオジアンがいるため、基本的に意地っ張りASベースか陽気耐久振りになります。

耐久もどの程度厚くするかが問題で、耐久振りは試行回数が増えて強いですが、このパオジアンの場合はA189パオジアンの86%程度しか火力がないためディンルーやタケルライコなど耐久の高いポケモンにテラスタルを切られると削りが遅く、相手にかける圧力も弱くなってしまいます。

このクリアチャーム型のパオジアンの配分についてはまだまだ思考の余地があると思いました。

 

•ウーラオス(連撃の型)

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H-B: 鋼テラス時、[わざわいのつるぎ]込みこだわり鉢巻A204カイリュー無テラス「しんそく」+A189パオジアン「ふいうち」を確定耐え
A194ゴリランダー1.2倍「グラススライダー」確定耐え
H-D: C167命の珠化身ランドロス「だいちのちから」最高乱数切り耐え
S: 最速テツノツツミ抜き
A: 11n

# 解説

渚沙さんの構築記事より調整をいただきました。耐久振り鋼ウーラオスを使うならばこれがテンプレだと思います。

ハバタクカミのフェアリー技、ゴリランダーの草技を半減で受けつつ、構築全体として余裕のないカイリューを相手にした時に連撃ウーラオスが「しんそく」を受けれることが重要だと考えたため鋼テラスタルで採用しています。

技構成は「アイススピナー」だけ諸説ありますが、テラスタルを切ってこないカイリューや、タイプ一致技の通らないモロバレルエルフーン、「ゴツゴツメット」持ちのトルネロスなどを削ることができる、無理矢理サイコフィールドを破壊できるなどの点で他の候補技よりも有効に働き得る場面が多いと判断しました。

 

・タケルライコ

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H:16n+1(回復効率意識)
H-B:A189パオジアン「つららおとし」確定耐え,A211原種ガチグマ根性「からげんき」確定耐え
C:偶数
D:偶数

# 解説

シーズン15でのノーマルテラスの採用率は0.3%らしいのですが、瞑想型ならばもっと採用されていても良いのでは?となるくらいには強さのある型でした。

通常の瞑想タケルライコを使う際に面倒な相手の代表例としては、特性:テイルアーマーで先制技を封じてくるリキキリンや「このゆびとまれ or いかりのこな」持ちのポケモン、「みがわり」持ちの化身ランドロスが挙げられ、さらに前者のポケモンにフェアリーテラスを切られた場合は往々にして詰まされてしまうわけですが、本構築で採用されているこの型に関してはこれらのポケモンに対しての立ち回りをかなり簡単にすることができます。化身ランドロスに関しても、化身ランドロスからの有効打点を消しながらみがわりを貫通して倒せるので有利を取れます。

また、「りゅうのはどう」とは異なり「ハイパーボイス」は全体技のため、通常の瞑想タケルライコのように「まもる」や交代を上手く駆使されてダメージを出せないターンを作られるといったこちらに裏目のある択ゲーを回避しやすいです。

ダメージレースに強く、安定択にもなりやすい全体技を構築内に仕込むことが、様々な構築と戦う必要のあるPJCS予選において安定感を生み出す要素であると昔から言われているため、この型を採用するのに踏み切れたのが今回の勝因としてかなり大きかったと思います。

 

ランドロス(化身)

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H-B: 鋼テラス時A200連撃ウーラオス水テラス「すいりゅうれんだ」確定耐え

S: 準速エンテイ,最速キラフロル抜き

# 解説

イエッサン+ブリムオン+原種ガチグマ、原種ガチグマ+クレセリアに対してテラスタル込みで対応することを想定しつつ、ゴリランダーの草技やハバタクカミのフェアリー技を受けたりもできる汎用性も必要であったため鋼テラスで採用。

この構築においては、タケルライコがブリジュラスに対して有効打点がないためブリジュラス入り構築に対してはできる限り化身ランドロスをぶつけたいのですが、鋼テラスタルで採用することでブリジュラスからのドラゴン、鋼打点を半減し、さらに取り巻きとして採用されやすい化身トルネロスからの飛行打点も半減することができるため、ブリジュラス構築に対しても強気で出していきやすいです。

テラスタイプに関しては毒と鋼の2強だと思っていますが、毒と比べて鋼は半減にできるタイプが多くテラスタルを切った際の身代わりの残しやすさも明確に強いポイントだと思います。

イーユイの取り巻きにはハバタクカミや水オーガポンなどがいることが多く、化身ランドロスを出したくなくなる場合が多いので準速で十分であると考えました。

 

ガオガエン

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H-B: A189パオジアンステラ補正「せいなるつるぎ」確定耐え
H-D: ハバタクカミ、タケルライコ意識D厚め
S: 追い風下最速100族抜き-1

#解説

元々は防塵ゴーグルで採用していましたがガオガエンを防塵ゴーグルで採用していてもモロバレルを倒し切れるわけではないこと、隣のポケモンが「キノコのほうし」を受けていたら意味がないということで「ちょうはつ」を採用。

相手のガオガエンに上から「ちょうはつ」を打つことでこちらのタケルライコが「すてゼリフ」を被弾するのを防ぐことを期待して追い風構築以外のガオガエンに先制できるよう少しSに努力値を振りました。

瞑想タケルライコミラーでは相手のタケルライコやガオガエンに「ちょうはつ」を打つことでこちらが火力の優位性を取れる強みがあります。

シーズン15終盤環境ではモロバレルの対策を多少甘くしても問題ない状況であったためガオガエンに防塵ゴーグル以外を持たせることで拾える試合を増やそうと考えました。

ガオガエンがHPが半分回復する木の実を食べていた頃の強さを思うとオボンの実で微アドを稼いでいても弱いと感じてしまうため悩みましたが、キヌガワさんやじーんさんの配信をYouTube で見ていてゴツゴツメットガオガエンがウーラオスやパオジアンの気合いの襷を楽に剥がせ、また単にクッション役として機能してるだけでもダメージを稼げる可能性があり強そうだと感じたためゴツゴツメットで採用。

ラスタルは連撃ウーラオスの「すいりゅうれんだ」を被弾しながら行動することを想定しつつ、地面半減や「キノコのほうし」,「いかりのこな」無効化などのその他のメリットを考えて草テラスにしました。

「ちょうはつ」を採用するために「フレアドライブ」を切るか「はたきおとす」を切るかはかなり諸説ありますが、基本的にガオガエンで「フレアドライブ」を打つのは強い行動にはなりにくいと感じましたし、結局ほとんど打ってないので何かと便利な「はたきおとす」を採用していても良かったかなと思います。

 

・ゴリランダー

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A:11n. A-1グラスフィールド下「ウッドハンマー」+「グラススライダー」がB93ハバタクカミに154ダメージ~
H-B:A200鉢巻一撃ウーラオス「あんこくきょうだ」確定耐え
H-D:偶数. ハバタクカミ意識D厚め
S:余り

# 解説

渚沙さんの構築記事より調整をいただきました。詳細省いていますがハバタクカミを強く意識しとにかく考え抜かれた配分なので構築記事を読むことをおすすめします。

火力に関してはほとんどAに努力値を振っていなくてもあまり物足りなさを感じませんでしたし、この構築においてはハバタクカミやテラスタルを切った後のタケルライコに対して強く出れるHDベースがかなり使いやすかったです。

ハバタクカミ、イーユイを意識して炎テラスで採用しており、テラスタル込みでかなり広い範囲の構築に選出することが可能で選出率90%超えの圧倒的万能ポケモンです。

「10まんばりき」を採用すればさらにゴリランダーの単体性能を高めることができますが、今回はスタン構築への立ち回りで微アドを稼いだり、ガオガエンが回復アイテムを持っていないことからガオガエンにクッション役を押し付けすぎないようにした方が安定するだろうということで「とんぼがえり」を採用しています。

 

【3. 今大会の環境について】

マッチングした相手のパーティーを40戦ほど集計したので、その被りポイント(KP)から大会の環境を分析します。20位まで記載。

1位 ハバタクカミ 24

2位 オーガポン 20(草1,炎9,水10)

3位 タケルライコ, 一撃ウーラオス,トルネロス,モロバレル 10

7位 化身ランドロス, 連撃ウーラオス, ゴリランダー 8

10位 パオジアン,ディンルー 7

12位 ガオガエンカイリュー 6

14位 リキキリン,赫月ガチグマ, イエッサン(メス) 5

17位 ブリジュラス,ヘイラッシャ(合体3,単品1),イーユイ,ウガツホムラ 4


使用率ランキングより実際のマッチングが多かったと思ったものを、少なかったと思ったものをとしています。

上位から順に見ていくとトルネロスがかなり多いなと感じます。逆に通常のランクバトルで採用率3位のガオガエンが12位とかなり少ないです。実際今大会の環境は追い風構築始め攻撃的な構築に遭遇しやすく、正統派のスタン系構築には遭遇しづらかったです。

またモロバレルやディンルーの採用もかなり多く、その他のポケモンも含め前回の勝ち馬ポケモンであったタケルライコに露骨にメタを張りにきているプレイヤーが多かったです。

ヘイラッシャの遭遇率も高く単品にせよ合体にせよ無視できない状況にあると考えます。

かなりKPに偏りがあったので自分のマッチ運が単に悪かっただけかもしれませんが、ボーダー当落上プレイヤーだとこのように露骨にメタ張りしている構築や地雷扱いされるような構築を多数引く可能性があるので自分の実力や運を鑑みて構築選びをする必要がありそうです。

 

【4.  今後の環境入り,今熱いポケモン

・ヘイラッシャ+ディンルー

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前回のPJCS予選の結果から次ディンルー来るぞと予言していたら本当に来ましたし、実際ヘイラッシャ+ディンルーの「あくび+すなじごく」のコンボや「カタストロィ」での削りによるコントロール性能が高すぎて現環境対策必須構築の1つになってきているくらい強いです。

両方があまりにも硬すぎるポケモンで突破が難しく、対策ができていない構築では勝つ手段がないに等しいのではと思いますし、もう当たらないから対策しないでは済まされないレベルにメジャーな並びになってきました。

 

フリーザー+アローラキュウコン

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雪パーティーは今までマイナー扱いでしたが現環境でメジャーな炎タイプであるガオガエンでは処理速度が遅く、またフリーザーに弱点をつけるタケルライコは氷タイプに弱い上にアローラキュウコンの処理が苦しい、これまでメジャーな電気タイプでフリーザー、アローラキュウコンの両方に強く出れていたテツノカイナの大幅な減少など雪パーティーが相対的に強化を受けています。第2回PJCS予選と同時期に開催されていた海外リージョナル大会でフリーザー+アローラキュウコンの構築が優勝しており対策していないがもう通用しません。

雪パはこれまで使用者が運ゲー好きや凍らせることで快感を覚えるタイプの人が多かったため練度がマチマチでしたが、今後もしも本格的に環境入りしプレイスキルの伴った雪パが増えたら…と考えると恐ろしいです。

 

・ガラルサンダー

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このポケモンガオガエン、ゴリランダー、モロバレル、両ウーラオスに強く、特にウーラオスよりも速いことが強いと思います。

スカーフを持たせることでオーガポンにも有利が付き、ハバタクカミやタケルライコは苦手ですがテラスタルや取り巻きで全然対処が可能だと思います。

現環境は強い飛行打点が命中不安の「こがらしあらし」くらいしかないのでガラルサンダーの飛行打点はかなり貴重です。また「おいかぜ」や「コーチング」、「ビルドアップ」など有用な補助技を覚える器用さや優秀な追加効果がついた専用技の「らいめいげり」まであります。

こだわりスカーフ」や「おんみつマント」といったアイテムと相性が良さそうですが今後の型や構築の開拓に期待です。

 

・Sブースト電磁波ハバタクカミ

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シングルは結構前から電磁波を撒く環境らしいですがダブルでも最近数を増やしてきました。Sブーストハバタクカミ同士でのS操作対決で有位に立てる、タケルライコの「じんらい」やパオジアンの「ふいうち」を透かしつつ上振れ要素になるデバフを撒ける、多少命中不安こそあれどスタンダードな構築に簡単に上振れ要素を付加できる等かなりお得なポケモンだと思っています。

シングルバトルはとにかくポケモンの型の開拓が進んでいてここから強い型のポケモンをいち早く輸入できる可能性があるので、Youtubeでシングルバトルの動画を見て少しでも理解を深めておくことも大切なのかもしれません。

 

【5. 今大会を振り返って】

今大会では4回ほどボーダーラインにチャレンジして3回ほど運が絡む状況で下振れを引いてしまいましたが、時間ギリギリで4回目のチャレンジを通すことができました。

第1回予選は参加できず2月からレギュレーションFを始めてここまで来れたのは上出来な気もしますが、今大会を振り返ってみるとたまたま噛み合いで勝てただけで少しでもズレてたら負けていたのではと思うような試合が多かった気がするのが反省点です。

レギュレーションFというルールは本当に難しく、時間がないからとテンプレに頼ってばかりではなくもっと発想を拡張していかないとWCS2024へは到達できないなと感じました。

 

【ダブルSV S12】レギュE適応型トルネウーラ 東北オフ3位

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どうもDJ.コウです。

剣盾ではポケモンを引退しSVからまたやり始めましたが、SVを初めて1年経ってようやく完成度の高いお気に入りの構築を作ることができました。

一応最終2桁順位やホーム解禁前にレート2100超え、ホーム解禁後もレート2000超えは達成できてはいたのですが、毎回誰かの劣化みたいな完成度で不満だったので公開できる構築がなく今に至ります。

最終日昼に不調に陥ったのが原因で時間が足りず(おそらく自分の中で苦手意識のある構築への選出・立ち回りが浅いのも悪い)、目標のレート2000には届きませんでしたが、シーズン12でSVでは3度目の1位を達成されたSuicaさんの構築とかなり近い結論を出せていたので方向性は間違っていなかったのかなと思います。

 

【構築実績】

・第27回東北ポケモンオフ

予選炎ブロック 6-1  1位抜け

決勝トーナメント 3位

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・ダブルレートシーズン12

最高レート 1973

最終レート 1937(97位)

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朝8:30に最高レートに到達して時間的にレート2000は無理そうでしたが、止める理由もなかったので特攻し2連敗して時間切れ。

最終日は34勝ち越しのレート1930からスタートしたはずなので途中エグい不調でした。

一時4桁に落ちてやめようかと思いましたが上位からレートを吸収して2桁に復帰できたのは良かったです。

・ダブルレートシーズン13

最終レート1977 最終31位

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シーズン13verの構築は1番最後に置いてます。

 

【構築経緯】

レギュレーションEになって各種オーガポンやヤバソチャ、新しくグラススライダーを習得したゴリランダーなど、水ウーラオスを使ううえで脅威となる強力な草タイプが多く参戦しました。

その一方で水ウーラオスの相方であるトルネロスは木枯らし嵐によってかけれる圧力が増大し相対的に強化、ゴリランダーは味方に来ても大変頼もしかったことからトルネロス+水ウーラオスにゴリランダー、ヒスイウインディを加えた4匹のテンプレはレギュレーションEを代表する構築として海外リージョナルでも多くの好成績を残していました。レギュレーションEで1番強いと思う構築を一つ上げるならトルネウーラゴリラウインであると思えたのが構築作成のきっかけです。

レギュレーションEは環境の中心が炎、水、草タイプと電気タイプのテツノカイナになったことでドラゴンタイプやドラゴンテラスタルを突破しにくい環境になったと言えます。ドラゴンテラスタル+積みアタッカーに私は注目しており、中でもドラゴンテラスタルの悪巧みサーフゴーはレギュレーションEの環境ポケモンからの打点を受けにくいうえに、モロバレルや欠伸ヘイラッシャ、鬼火サマヨール、鉄壁ヒスイヌメルゴンなどトルネウーラ構築で厄介なポケモンへの役割を一括で担えるためかなり相性が良いのではないかと考えました。

追い風が通る相手にはサーフゴーで削ってからトルネウーラで〆、低速構築にはサイクルを回しながらサーフゴーを通すことを基本プランとして、残り1枠が自由枠となりますが現状相手のドラゴンタイプやドラゴンテラスタルに有効打のあるポケモンが入っていないのが気になったのと、展開が早すぎてサーフゴーを通せない相手に刺せる攻撃的なポケモンが必要であったので最後にパオジアンを採用しました。先制技が多いため構築との相性が良く、このポケモンを採用することで追い風ミラーで追い風の張り合いに付き合うか否か選択する余地が生まれたりかなり活躍してくれたと思います。

 

【個体解説】

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トルネロス@ゴツゴツメット ♢ドラゴン

181(212)-×-121(244)-146(4)-101(4)-150(44)

技: こがらしあらし/ おいかぜ / あまごい / こわいかお

調整:

HB 災いの剣込みA204鉢巻カイリューノーマルテラス鉢巻神速(以下フルパワー神速)耐え

S 準速ウーラオス抜き

解説: このルールではトルネロスの木枯らし嵐が貴重なダメージソースとなり得るのでアタッカーとしても期待できるよう素早さを高めた。

ウーラオス視点でもオーガポン視点でも速いトルネロスに上から木枯らし嵐を押されるのとそうでないとでは圧力が全然違うと感じていたが、終盤環境は速いトルネロスばかりだったので間違っていなかったようです。

臆病トルネロスの偉いポイントとしてはトルネロス→水ウーラオスの順で行動できるのでモロバレルや水オーガポン、ヤバソチャなど怒りの粉やこの指止まれをできる草タイプを木枯らし嵐で倒しつつ水流連打を打てる所であったり、先に木枯らし嵐を入れることでゴツゴツメット接触回数を減らすことができる所、雨乞い→アクアジェットの順に行動可能な所などたくさんありました。

HBに振ることで受け出しもしやすく、ゴツゴツメットを触らせることで水ウーラオス、テツノカイナ、ゴリランダーなどの削りに貢献してくれました。

サーフゴーが変化技持ちに強いこともあり挑発を入れる必要性をあまり感じなかったので追い風ミラーや不意のトリックルームにも対応できる怖い顔を採用しました。水ウーラオスとセットで入っている時は雨乞い入れない選択肢ないくらい強いです。

テラスタイプとしてはトルネウーラのミラーでトルネロスにテラスタルを切れる択があると強いと感じたためドラゴンテラスで採用。追い風眼鏡ゴールドラッシュを受けにくい構築なので鋼タイプも視野に入ると感じます。

 

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ウーラオス(連撃)@神秘の雫 ♢みず

181(44)-192(196)-121(4)-×-82(12)-149(252)

技: すいりゅうれんだ/ インファイト/ アクアジェット/ みきり

調整:

A: 水流連打で155-101パオジアン98.2%で1発

HB: フルパワー神速耐え

HD: 水テラ後C187眼鏡ハバタクカミダブルダメマジカルシャイン最高乱数切り耐え

S: 準速

解説: 追い風構築の弱点である守るで追い風ターンを消費されるのを許さないチートポケモンです。SVでは一生環境の中心にいるでしょう。水テラス切った後に相手の悪ウーラオスに先制されたくなかったので準速で採用しています。攻撃と防御を兼ねつつ相手の水ウーラオスの水流連打で倒されない水テラスでの採用が無難に強いですし、対ヘイラッシャへのダメージの伸びを考えるとゴリ押しでヘイラッシャを突破しているこの構築では水テラスである必要があると思います。

 

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サーフゴー@食べ残し  ♢ドラゴン

193(244)-×-124(68)-180(84)-112(4)-118(108)

技: シャドーボール/ ゴールドラッシュ/ わるだくみ/ まもる

調整:

H: 16n+1

HB:A189パオジアン不意打ち耐え

S: 追い風下最速スカーフ霊獣ランドロス抜き、ヒードラン、ゴリランダー意識

解説: 構築経緯にも書いたように現環境ではドラゴンテラスタルの積みアタッカーが強い、キノコの胞子や欠伸でこちらの積み展開を邪魔されずトルネウーラだけでは厳しい相手に対応できる素晴らしいポケモンでした。

トリックルーム構築やカイナバレルのサイクル構築、壁+積み構築、欠伸軸のコントロール構築などローテンポでゲームを進める相手を主な役割対象としています。

できるだけ長く盤面に居座って欲しいので耐久多めに努力値を振り積みなしゴールドラッシュでハバタクカミを倒すのは妥協してメタルコートではなく食べ残しで採用しました。

 

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ゴリランダー@突撃チョッキ ♢どく

207(252)-178(132)-117(52)-×-92(12)-113(60)

技: ウッドハンマー/ グラススライダー/ とんぼがえり/ねこだまし

調整:

A: A200水ウーラオス水流連打耐えまでウッドハンマーで最低乱数以外1発

HB: A200黒い眼鏡悪ウーラオス悪テラス暗黒強打耐え

S: 追い風下準速スカーフ水ウーラオス抜き+1

解説:サイクル適正を高めるために突撃チョッキで採用しています。グラススライダーが追加されたおかげでかなり使いやすくそれなりに硬くて火力も高い良いポケモンです。

盤面操作やサイクルを回すために蜻蛉返りを採用しています。ヒードランにテラスタルを強要したり反動ダメージなくテツノカイナを削る10万馬力も視野に入りますが、サーフゴーや水ウーラオスを沢山動かしたい構築なので蜻蛉返りの優先度が高いかなと思いました。やはり猫騙しと蜻蛉返りの組み合わせは強いです。

ラスタルはハバタクカミのフェアリー技を半減にしてウッドハンマーで返すことを想定したいのと、キラフロルを意識した毒テラスタルが納得度が高かったので毒テラスで採用しています。

 

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ウインディ(ヒ)@拘り鉢巻 ♢フェアリー

185(116)-165(116)-101(4)-×-108(60)-137(212)

技: フレアドライブ/ いわなだれ/ しんそく/ テラバースト

※東北ポケモンオフではノーマルテラスで使用

調整:

HB: A189パオジアン聖なる剣耐え

HD: C187眼鏡イーユイ悪の波動耐え、C187眼鏡ハバタクカミパワージェム最高乱数切り耐え

S: 準速サーフゴー抜き

解説: 威嚇を回す役割があるのとハバタクカミのパワージェムで出落ちする可能性を減らすために最低限耐久に努力値を振っています。

テラスタイプはフェアリーを選択しました。ウインディカイリューではないのでノーマルテラス神速で詰めるプランを作るのが現環境では難しいと感じ、それならば耐性テラスで追い風鉢巻岩雪崩を連打するのが強いと感じたのと、ドラゴンタイプが一貫し、尚且つ倒しにくいことからほぼ毎回選出されるので一貫を切りつつ役割破壊もできるフェアリーテラスを選ぶのが良いと考えました。

 

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パオジアン@気合いの襷 ♢ゴースト

155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)

技: つららおとし/ ふいうち/ せいなるつるぎ/ まもる

調整: 意地AS、水流連打乱数意識

解説: 行動補償があることを重視した普通の襷パオジアンです。寿司への火力を重視して意地っ張りで採用。聖なる剣は自由枠ですが寿司の他、ノーマルテラスを切った後のカイリューや悪ウーラオス、パオジアンミラー、ヒードランに打てることを評価しています。

ラスタルは格闘を半減以下に抑えたいのとカイリューの前で動きやすいことを重視してゴーストテラスタルです。

余談ですが、東北ポケモンオフの予選のvsてくぼん君(ランクマS11、12最終1桁、ポケパラ権利者)で10万ボルト麻痺お祈りでサーフゴーに10万ボルト打たれて麻痺引かれてガチグマに縛られてる形になってしまい萎えてましたが、つらら落としでガチグマ怯ませてくれました。ナイス。

 

【選出】

あまり細かく考えてませんが要はウーラオスを通すかサーフゴーを通すか、追い風をするかしないかを基準に考えて選出します。トルネロスTipsですが後発追い風も強いし耐久に振っているのもあってある程度受け出しもできるので必ずしも先発には置きません。

 

【最後に】

シーズン12ではポケモン辞めるか悩むレベルに勝てなくて嘆いていましたが、最終的にはお気に入りの構築でオフでもランクマでも個人的には納得のいく結果を出せて満足しています。

来年からは仕事で忙しくなるのもありランクマはやらない予定ですが、SV終わるまではポケモン続けようとは思っているので細々とインターネット予選くらいはやっていこうかなと思っております。シーズン12お疲れ様でした。

 

【補足 S13について】

S13は以下の同じ並びでテラスを汎用性の高いものに変更、調整を変更して使っていました。

自分はメタ張りが下手なので変にメタ張りしようとするよりかは汎用性を高めるのが正解だと学習しました。

コロナで正月3ヶ日ダウンしていたのと最終日8:59で29位の状態から2人に抜かれたのでとにかく運が悪かったです。

S13は病人なのに無理するのはアホなので夜は寝ましたが、ランクマは苦しいだけなので無理せずほどほどにがちょうどいいなと思います。

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【オフレポ】第22回 東北オフ編

 

今回使った構築↓

 f:id:kou_yoshimaru:20190923124740p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124905p:image

くま🐻🍆さん(@FC_ninetales)の超有名構築です。最強でした。詳しくはご本人のブログを参照しましょう。

ルールは全国ダブル、総時間制20分、予選スイスドロー6ラウンド、本戦トーナメント形式。

 

7世代最後のオフになりそうだし、僕を推してくれてるエヴァン君にオフレポ書いて欲しいと頼まれたので書いてます。

(僕は受験で忙しかったのもあって6世代ほとんどできず、7世代からダブルバトル始めたのですがそこに新参勢的な親近感あるらしい。)

では当日のレポしていきますどうぞ。

 

いつも遅刻ギリギリに会場到着してる気がしたのでこの日は早く行こうと意識して動いた。その結果開始30分前ぐらいに着くことができて一安心。

新しくスタッフになったるーしぇ君とゆうさんに挨拶して参加費払って会場入りすると手前にやべえ奴の卓ができててめっちゃ面白かった。(あかば先生、ルネ奴、四季狂さん、なぎさ君、ヨードホルム先輩)

概要説明、自己紹介終わった後はいよいよ対戦へ。今回は東北外からの遠征勢や初参加勢が多かった印象。

 

【予選スイスドロー

1R vs たけしさん ◯f:id:kou_yoshimaru:20190923124937p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125000p:image

選出 自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:image相手f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:image

手助け蜻蛉返りでクレセリアのHPをガッツリ抉り取り、お相手のトリックルームを逆利用してカプ・レヒレを展開した。

ヒードランの草Zとか色々予定外すぎてビビったしレヒレが永遠に濁流外してて危なかったが勝利。

 

2R vs りくと君◯f:id:kou_yoshimaru:20190923125015p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125034p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125041p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125102p:image

選出 自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124740p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125034p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125015p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:image

強そうな構築だなあと思ったらバルドルさん原案だったらしい。マジか。

初手リザクレセvsランドキザンで岩雪崩打たずに蜻蛉はたきをクレセリアに集中するだろうと思ったので熱風トリルしたらクレセが硬かったお陰で両方通るし、なんかキザン火傷するしで初手でアドバンテージ稼ぐ。

トリル下のリザドランで炎技連打で勝ち。

 

(昼飯)

休憩時間短かったので初参加の方々を先導して近くのスーパーで昼食購入。

この時外に食べて行ってた組にまさかの事態が起こる。

 

3R vs なぎさ君◯(不戦勝)

昼飯にラーメン食べに行ってたら予想以上に提供遅くて遅刻して不戦敗になる。

前代未聞の「ラーメンジャッジキル」

この後ジャッジキルになった組はデュエマで遊んでた。

何使ってたのか聞いたらムシャーナ使ってたらしい。ムシャーナクレセリアじゃないから弱い。(本人談)

DAIKIさん「知らないポケモンいるw 流石におもちゃw」

 

R4 vs ちゃんはのさん◯f:id:kou_yoshimaru:20190923125117p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125132p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125034p:image

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124740p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923125117p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125034p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:image

キリキザン絶対来ないと思ってたのに来て???となってたらリザにスカーフストーンエッジされた笑

負け濃厚だと思ったが、地面Zランドロスの前でレヒレに集中読みヒードラン動かしの勇気の一手もあって最後に何とか逆転!

最後まで冷や冷やする試合で終わった後にガッチリ握手した🤝

ここで決勝トーナメント進出決まったので大分気持ち楽になった。

 

R5 vs くうはくさん×f:id:kou_yoshimaru:20190923125137p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125156p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125209p:image

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124740p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923125156p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125137p:image

この日バルドルさんに唯一黒星つけた男。飲み会でバルドルさんに褒められてました。

めざ氷でランドロス削られながらも手助けストーンエッジでサンダーの処理に成功。しかし瞑想サーナイトがかなりキツい。

サーナイトのSラインわかんなすぎてトリックルームと凍える風の判断を間違えた結果、スカーフランドロスに岩雪崩で怯み引かれてクレセリア動けず負け濃厚に。雪崩外し読みお祈りしたが外してくれず負け。

 

R6 vs エヴァン君×f:id:kou_yoshimaru:20190923125221p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124905p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125041p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125000p:image

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124905p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923125041p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125221p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124905p:image

構築見た瞬間勝てなそうと思ったし寧ろこっちのプレイングが悪かったと思う。順当に負けた。

カビゴンからの被害は最小限に抑えることができてヒードランの毒で詰めの体制に入りたかったが、その前の段階の削りが足りてなくダメージレースで負け。

結局何出すのが正解なのかよくわからない。

マンダキツすぎてヒードランにめざ氷入れとけば良かったと思った。(めざ氷個体で厳選済み)

 

【決勝トーナメント】

1回戦 vs たけしさん◯

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124937p:image

まさかの再戦。

さっきと打って変わってトリックルームを打つのを渋ってるのを感じ取った。

途中クレセドランでミラー発生して守るトリックルームして来なそうだったので保険でサイドチェンジしつつ相手のサイドチェンジ読みでクレセリア方向に大地の力打ったら通ってそのまま詰めて勝ち。

不毛すぎて2人で笑ってた。相手の気持ちになれた方の勝ちです。

 

2回戦 vs cobaltぽけ◯ f:id:kou_yoshimaru:20190923124740p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125232p:image

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125232p:image

ランドクレセミラーで手助け蜻蛉でいつもの如くクレセを抉る。

初手蜻蛉バンギ出しトリルだと思ったけど交代読み手助け地震読み冷b打たれてアドを稼ぐ。殴れるクレセリア好みなの把握してるから初手からヤンキーしたくないのだけど信用を感じた。

ヒレきのみだと思ってたらしく、バンギを手助けフェアリーZで貫通してレヒレでランド、ドランを詰めて勝ち。

 

準決勝 vs バルドルさん×f:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125245p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125137p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125000p:image

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124802p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125137p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124926p:image

この日1番対戦したかった方なので引けてシンプルに嬉しかった。欲を言えば決勝で対戦したかった。

コケコライチュウに怯えてリザの選出を渋ったら、それがバルドルさんの狙いで瞑想サーナイトを止められなくなる。世界大会の構築に似てたからトリル搭載型だと思ってました…

2タイプ展開を用意して選出誘導するバルドルさんの十八番。

瞑想サーナイトは居座る関係上凍える風でデバフかけとくと良いとvsくうはくさんで学んでいたけどリザ選出してないからパワー足りない。

サナ守る読み集中を通してランドロス出落ちさせれば勝てそうだったがいい感じに硬くてランドロスがギリギリ落ちず、熱風で火傷してもまだ足りない。

ランドロス焼けてなかったらそこまでだったけどレヒレヒードランvsコケコガエンの択ゲーにもつれ込んでバルドルさんのコケコの型を正確に把握できてなかったのもあって最善択選べず負け。100回ぐらいバルドルさんの記事読んで出直してきます。

 

3決 vs かぴばらさん◯f:id:kou_yoshimaru:20190923125117p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125256p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124920p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125209p:image

自分f:id:kou_yoshimaru:20190923124740p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124825p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124752p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124842p:image 相手f:id:kou_yoshimaru:20190923125117p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923124920p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125121p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190923125256p:image

ゲンガエンはルネ奴を想定して立ち回り練ってたので進研ゼミ的な感覚になってた。(ルネ奴は3-0してたのに何故か予選落ちた。)

リザドランランドで削ってドランで詰めるかリザでマウント取り続けるかで勝てるのでそれを目指した立ち回りをした。

序盤追い風下でゲンガーに熱風打たずエアスラッシュ打ったのはヒードラン方向に猫騙し見えてたので熱風でダメージ稼ぐよりエアスラッシュで怯ませた方損しないのではと思ったから。仮に怯まずに動いて来たら滅びの歌だと思うので次守るに合わせてゲンガーにヒードランの炎Z当てて貫通できると思った。

ただ途中怪しいしプレイング甘えた。正直ヒードランで詰めきれなくて負けてたかも。

かぴばらさんの勝ち筋を考えれば納得というか自分がかぴばらさんの視点でもそうする攻めの一手があってそこまで読み切らなかった結果危なくなったので反省。

 

今回全体的にプレイングの甘さやムラが目立つのでやっぱりGSに比べると全国ダブル苦手な感じがする。

全ダ(WCS2018)ルールは前回準優勝、今回3位になってしまったので、はんそでさんに「全国ダブル苦手って言ってたじゃないですか!笑」とつっこまれたけどもGSの方が得意なので嘘じゃないです!

あと今回サイドチェンジ1回しか押してないし有効サイドチェンジ0回なので僕はサイチェン犯罪者じゃないです。

ガエンに毒入れてドランの大地圏内に押し込んだり、瞑想サナに毒入れたりしたかったからどうせサイドチェンジ打たないなら毒毒入れる枠ヒードランじゃなくクレセリアでも良かったかも。ただサイドチェンジはサイドチェンジで偶に強いから難しい。

 

【飲み会】

第19回以来久しぶりに参加してみた。初参加だった当時よりもたくさんの人と仲良くなってたのもあって落ち着くし楽しかった。

バルドルさん、四季卿さん、ちゃんはのさん、シャングリラさん、ぎしさんと同卓でポケモンの話で色々会話できて趣味の話で盛り上がれるのは良いよなあと感じた。バルドルさんとちゃんはのさんがカシスアップル🍎というお酒お気に入りになってて勧められて飲んだら美味しかった!

途中でエヴァン君とGSでフレ戦して竜舞羽休めマンダにびっくりしたけど今回は勝利。ミミッキュ入りグラゼルネは当時の環境的に1番上手くまとめれたグラゼルネだと思ったので構築褒めてくれたの嬉しかった。

世界大会環境だとレックゼルネがオワコンになってて(グラネクロ、レックネクロ、ルナレックツンデ辺りの不利構築が主流になってたため)ミミッキュの役割対象減ってるのでカイオーガ構築への詰め筋に使えるヌケニン入りが強かったと思う。

バルドルさんから東北勢も是非がにゅオフ来てくださいとのことで東北勢も剣盾出て対戦環境整ったら九州行くことになりそう。

 

【感想】

1年間ひたすら地力を上げて来たのもあってか戦績が上位で安定するようになった。

ただし練習が不十分だったり自分や相手の構築への理解が足りてなかったりするとプレイングにガバが出やすいのも確かで結果が出て来ても慢心してはいけないというのが本当によくわかった。

7世代ももうすぐ終わり、いよいよ8世代がやってくるわけだが東北オフに参加し始めたこの1年半の間に本当に多くの人と出会い、繋がりができた。そしてたくさんの思い出もできた。

7世代は楽しかったと言い切れることが本当に嬉しいし8世代も引き続き楽しんでいきたい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【PJCS2019】ミミッキュ起動グラゼルネスイッチ BIG-F+Mimikyu【WCS2019 Day1権利獲得】

 

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目次
  1. 実績
  2. 構築経緯
  3. 個体解説
  4. 選出
  5. 後書き

 

【1. 実績】

PJCS2019 46th(WCS2019 Day1権利獲得)

予選スイス 4-3 ×××◯◯◯◯

 

【2. 構築経緯】

自身初のPJCS本戦は思い入れがある伝説ポケモンを使って勝ちたいと思ったのでいつものように伝説枠はグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:image+ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageでまず考え始めました。

PJCS本戦は予選Bo1のスイスドロー、本戦トーナメントはBo3で行われるため、Bo3を視野に入れた個体性能が高くサイクル戦ができて様々な構築相手に柔軟に対応できる構築を選ぶべきであると考え、まず有名なBIG-F f:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageの並びから構築を組むことにしました。

BIG-F構築は4月のPJCS予選でも使用していましたがとても対応力が高い並びで、考察不足、練習不足を加味してもボーダー間近まで行けており、型や技構成を考え直すことでさらに上を目指せると思ったので4月の構築の弱点を潰すように意識しながら構築を作成するようにしました。

 

構築の弱点① 特殊グラードンが弱すぎる

グラゼルネ構築のグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageは特殊型が主流なようですが、big6系統中心だったかつての環境とは異なり、X-Rayf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainやオーガレックf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainといった構築がtier1に存在して天候維持の厳しさと相手の禁伝枠との相性の悪さ、またカプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imageガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageといった使用率の高い一般枠ポケモンに炎技が通らないこともあって特殊グラードンが火力を叩き出せる場面はかなり限局されると感じました。

カプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:image(光の壁持っているともはや絶望的)やチョッキガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageの処理能力に関してはもはや目も当てられないほど酷く、特にカプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imageなんかはこいつを倒せないと実質相手のポケモン全部倒せないみたいなことになるのでグラードンを使用するなら環境からして物理型以外あり得ないと思いました。こうして特殊型ではなく物理型のグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageを採用することにしました。

 

構築の弱点② X-Ray構築に対して構築相性面で不利を取ってしまう

これまでのBIG-F構築は自分が4月に組んだものも同様にゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageの対策を黒い霧や吠えるといった気まずい対処法に頼りきっており、対ゼルネアス性能の低さに頭を悩まされていました。

ただでさえゼルネアスに気まずい対策を取らねばならない上に、こちらのゼルネアスだけを通して相手のメガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainを押さえつけなければならないX-Ray構築相手は相当不利なマッチングと言えて、相手がクリアスモッグ持ちのウツロイドf:id:kou_yoshimaru:20190515002631p:imageなどを採用している場合は本当に勝つのはほぼ無理だと思いました。

X-Ray構築f:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainに対してはS操作を絡めて上から禁止伝説を大きく削れる状況を作っていくといった対処が必要であると考え、また苦手だったBIG-Fミラーを攻略する上でも物理グラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageをできるだけ有効に扱う必要があるため新たにトリックルームを使用できるポケモンを採用して構築内にスイッチトリルの形を取り入れることにしました。 

 

構築の弱点③ 対トリックルーム性能の低さ

トリックルーム性能が低いと感じたのは、ツンデツンデf:id:kou_yoshimaru:20190515002706p:imageにまともなダメージを与えられるのがグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:image以外にいなかったというように主なトリックルーム要員に対する有効打点が限られていたことにあると思いました。

こうした問題はガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageを耐久重視のちまちま蜻蛉返りやる型からガオガエンZやけたぐりを打って攻撃に参加可能な型へ変えることである程度対応できるようになると思いガオガエンのZ型での採用に踏み切りました。

ガオガエンを攻撃的な型で採用することでtier1であるBIG-F系統f:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageX-Rayf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plain、オーガレックf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainに強く立ち回ることができるグラネクロf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515165749p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515165818p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002706p:imageなどのtier1ではないが警戒せねばならない並びに対してより立ち回りの幅を利かせることが可能だとも考えました。

ガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageを攻撃的な型で採用してトリックルーム要員を倒せるルートを広げるのも重要ですが、トリックルームをさせない、トリックルームをされてしまっても耐え凌げるようにするのも重要だと考え、「吠える」ボーマンダf:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imageを採用し、ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageは耐久ベースのものを使用。ガオガエンの蜻蛉返りより後に行動して安全に癒しの波動ができ、トリックルーム下でも味方の場持ちを良くしてくれる最遅カプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imageも採用しました。

 

構築の弱点④ カイオーガ構築と戦えるポケモンの不足

4月の段階で構築したBIG-Fの5匹ではクロバオーガレックf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002635p:imageやゲンガーオーガタクンf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002649p:imageなどのカイオーガ構築に対しての不安があったので6枠目を埋めた状態でメジャーなカイオーガ構築f:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imageと戦えるようになっている必要があると思いました。

ここで1度ここまで考えた既存メンバーの対カイオーガ構築f:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imageの性能に目を向けてみると、ゲンガーやドータクンに強いZガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageクロバットカイオーガを大きく削る打点があり強引なトリックルーム阻止も可能な吠えるボーマンダf:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:image、引き先として優秀で癒しの波動により強引なゼルネアスの積みを可能にするカプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:image、言わずもがな天候書き換えができて一般枠の多くに強いグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageなどカイオーガ構築に対抗するためのパーツは既にそれなりに揃っており対カイオーガ構築で残す課題はクロバオーガレックf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002635p:imageのみであると判断しました。

 

ここまで考えた結果、6匹目に欲しい要素を整理していくとトリックルームを覚えてゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainなどに強いこと、グラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageの前に出してもトリックルームを張れること、クロバオーガレックf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002635p:imageに対して対抗駒になれることであり、これを全て満たせるのはミミッキュf:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imageなのではないかと考えました。

そして実際に試してみると思った以上にミミッキュf:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imageは使い勝手が良く、構築に欲しかった要素を見事に埋め合わせてくれる1匹であるとわかりました。

以上によりBIG-F構築に対して自分が弱いと感じていた要素がほぼなくなり、特に厳しさを感じていたX-RayやBIG-Fミラーに強く、クロバオーガレックにも対抗できる構成にすることができたと思えたため、BIG-Fにミミッキュf:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imageを加えてスイッチトリル要素を取り入れたBIG-F+Mimikyuf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:image の形で構築を完成としました。

 

【3. 個体解説】

f:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageグラードン@紅色の玉

f:id:kou_yoshimaru:20190515002121g:image

意地っ張り / 207-234-181-×-125-115

特性: 終わりの大地

技: 断崖の劔 / 炎のパンチ / 剣の舞 / 守る

配分: H252 A100 B4 D116 S36

特殊型が弱い環境からして補完にとどまらず禁伝らしいパワーを発揮してもらうために物理型で採用。

断崖の劔、炎のパンチといった物理型のメインウェポンに加えて、守るを誘うS操作と相性が良く、命中不安を背負うリスクに対して相応のリターンを得られるようになる剣の舞を採用。

特殊グラードンの場合は構築からゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageに明確に強いポケモンがいなくなるのでゼルネアスがキツくなりますが、物理グラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageの場合グラードンがゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageと殴り合えることからゼルネアスに対して厚くなり、トリックルームや剣の舞まで合わせると寧ろこちらに分があります。

Sは環境に存在するメガメタグロスf:id:kou_yoshimaru:20190521110216p:imageの素早さは最速ウツロイド抜きf:id:kou_yoshimaru:20190515002631p:imageの171、あるいはそれ以下が多いと考え、 S-1状態で追い抜ける115にしました。

調整先

A: 217-140ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image 晴れ炎のパンチ2発(255/256)

B: A232メガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plain ガリョウテンセイ2耐え

D:

 ・C222ゲンシグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:image 大地の力耐え(13/16)

 ・C187ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image C+2ムーンフォース+マジカルシャイン耐え

 ・C189ルナアーラf:id:kou_yoshimaru:20190515204955p:image シャドーレイ2耐え

 ・C183イベルタルf:id:kou_yoshimaru:20190601123609p:image 悪の波動Z耐え(15/16)

S: S-1最速ウツロイドf:id:kou_yoshimaru:20190515002631p:image抜き+1

 

f:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageゼルネアス@パワフルハーブ

f:id:kou_yoshimaru:20190515002232g:image

控えめ / 230-×-131-174-127-123

特性: フェアリーオーラ

技: ムーンフォース / マジカルシャイン / ジオコントロール / 守る

配分: H228 B124 C60 D68 S28

かなりbulkがあるゼルネアス。主にメガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainの影響の大きさから耐久のない最速ゼルネアスは淘汰されたため、耐久ゼルネアス同士の素早さ134付近の不毛な素早さチキンレースが起こると予想しました。

しかし、この構築は基本的に相手のゼルネアスとの積み合いを避けて戦うため134よりも素早さを振るメリットがほぼなく、ジオコントロールせずに戦う必要もあることを考えると物理方面、特殊方面ともに耐久に厚くしておきたいことから、最低限の素早さ、火力を持った非常に硬いゼルネアスを使うのが強いという結論に至りました。

調整先

B:

 ・A255メガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plain 鉢巻ガリョウテンセイ耐え(15/16)

 ・A255ゲンシグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:image 断崖の劔2耐え(250/256)

D:

 ・C219ウルトラネクロズマf:id:kou_yoshimaru:20190515165749p:image ウルネクZ耐え

 ・C176ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image ムーンフォース2耐え(250/256)

S: S-1最速メガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plain 抜き

 

f:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imageボーマンダ@ボーマンダナイト

f:id:kou_yoshimaru:20190515002253g:image

せっかち / 171-185-135-152-111-189

特性: 威嚇→スカイスキン

技: 捨て身タックル / ハイパーボイス / 追い風 / 吠える

配分: H4 A156 C92 D4 S252

スカイスキンの補正が弱体化してC252振る利点も特になくなっていたので、AとCに振り分けてあります。

捨て身タックルもハイパーボイスも追い風も切り難いのでボーマンダミラーf:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imageメガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainに刺さる流星群は採用見送り。守るを切って吠えるを採用したのは、メガボーマンダが守りたい盤面があると言えばありますが、ドータクンf:id:kou_yoshimaru:20190515002649p:imageなどのトリックルームを阻止したり、メガゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:imageの影踏みを解除して盤面の立て直しを図ったりと構築内に吠えるを入れておくと何かと便利で、守るを採用するよりも吠えるを採用することによって拾える勝ちの方が多いと思ったからです。

ボーマンダの吠えるでゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageのジオコントロールを対策するようなことは極力したくありませんが、余りにも盤面が悲報であった場合やジオコントロールされるのが見えている場合はゼルネアスに吠えることも視野に入ります。

調整先

A: 

  ・捨て身タックル+A-1捨て身タックルで176-138カプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:image きのみ圏外で2発

  ・217-140ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image 捨て身タックルで2発(255/256)

S: 最速

 

f:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imageカプ・レヒレ@ウイの実

f:id:kou_yoshimaru:20190515002335g:image

生意気 / 176-×-138-115-199-81

特性: ミストメイカ

技: 凍える風  / 癒しの波動  / 光の壁 / リフレクター

配分: H244 B20 D244

カプ・レヒレは素早さを振るよりも最遅を取った方がメリットが多いということに気がついたので最遅で採用。

①自分のガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageより遅いのでガオガエンの蜻蛉返りから繰り出すことで癒しの波動を安全に後続に当てれる、②相手のガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageよりも遅い場合は後続に凍える風が入る、③S-1のゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageよりも遅いのでS-1状態のゼルネアスがジオコントロールしてきても下から黒い霧ができる、④トリックルーム下で最遅グラカイf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imageより先に動いてサポートをこなせる、といったように多くのメリットがあります。

パーティーの実質的な耐久値を大きく引き伸ばし、手軽な催眠耐性、窮屈な立ち回りを強いられてしまうテテフ入りf:id:kou_yoshimaru:20190515165818p:imageからフィールドを奪ったりできたりとサポーターとして優れています。

技はS操作のできる凍える風とレヒレが使える技としては最もアドバンテージが大きく、レヒレの放置を許さない癒しの波動を採用。残りは黒い霧、自然の怒り、リフレクター、光の壁あたりから選択ですが、ルナアーラf:id:kou_yoshimaru:20190515204955p:imageやテテツーf:id:kou_yoshimaru:20190515165818p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190524214942p:image、テテフネクロf:id:kou_yoshimaru:20190515165818p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515165749p:image等がキツく感じたのとカイオーガ構築などに安定するということで光の壁をまず採用。

最後の技は元は黒い霧でしたが、ゼルネアス構築にミミッキュを出すことが多く使用頻度が低かったので、グラードン構築に役割を発揮でき、カイオーガ+ツンデツンデなどの並びも1回威嚇入れれば壁+ジオコンゼルネで受け切れることがわかったのでPJCS3日前にリフレクターに変更しました。

結果論ですがゼルネアスの攻撃を受けて黒い霧打つのを想定しないならもう少しBに厚くしてよかった(例えばソルガレオZ耐えなど)ですし、トリックルーム構築へのメタカードとして扱うことが多く、凍える風からの展開を使用する頻度の問題で凍える風よりも置き物防止になる自然の怒りの方が強かったです。相手のトリックルームにタダ乗りして最速で自然の怒りを打っていくこともできますし、自分でトリックルーム張って自然の怒りや壁張り、癒しの波動を押すのも強かったので最良の型に至るのが遅かったです。

 

調整先

H: 4n

B: A232メガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainガリョウテンセイ耐え(15/16)

D: C147カプ・コケコf:id:kou_yoshimaru:20190515165757p:image 10万ボルトZ耐え

S: 最遅

 

f:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageガオガエン@ガオガエンZ

f:id:kou_yoshimaru:20190515002355g:image

意地っ張り / 185-174-111-×-115-101

特性: 威嚇

技: DDラリアット / けたぐり / 猫騙し / 蜻蛉返り

配分: H116 A188 B4 D36 S164

役割対象を考えると意地っ張り以外ありえないとなったので意地っ張りで採用。

追い風下でゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:imageと対面することが結構あることと、ガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageのS関係をはっきりしておきたかったため追い風下で最速メガゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:image抜きまで素早さを上げました。トリックルームに寄せ切った構築は環境に少なく、最遅グラカイf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:image自体があまり見ないため最遅グラカイよりも速いということ自体にはそれほど弊害はなかったと思います。

技は構築経緯でも書いたようにトリックルーム要員の処理ルートの一部分を担っているのでDDラリアットとけたぐりは確定。蜻蛉返りと一致打点のフレアドライブどちらを外すかの問題でしたが鋼にはDDラリアット(Z)、けたぐりで打点は取れており、フレアドライブは主に等倍で殴る技になると思いました。単純に蜻蛉返りのないガオガエンが扱いにくいのと、ガオガエンフレアドライブで打点を稼ぐ必要がある場面よりも蜻蛉返りを選びたい場面(特にゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:image相手の時)の方が圧倒的に多いので最後の枠は蜻蛉返りになりました。

調整先

A: 

 ・213-109ルナアーラf:id:kou_yoshimaru:20190515204955p:image A-1ガオガエンZでFG込み確定  

・174-137ドータクンf:id:kou_yoshimaru:20190515002649p:image A-1ガオガエンZで確定

・167-101メガゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:image DDラリアットで確定

B:

 ・A255ゲンシグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:image A-1断崖の劔耐え

 A255メガレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plain ガリョウテンセイ耐え

D: C219ウルトラネクロズマf:id:kou_yoshimaru:20190515165749p:image 大地の力確定耐え

S: 追い風下最速メガゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:image 抜き

 

f:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imageミミッキュ@ミミッキュZ

f:id:kou_yoshimaru:20190519121340g:image

勇敢 / 162-154-103-×-125-104

特性: 化けの皮

技: じゃれつく / 剣の舞 / トリックルーム / 道連れ

配分: H252 A236 B20

新しく採用したトリックルーム要員。化けの皮を活かしてトリックルームしたり、剣の舞を積んだり、ミミッキュZを当てにいきます。

X-Rayf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plain、ミラーf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imageに対してはグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:image以外にミミッキュZの通りが良く、ボーマンダf:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imageと合わせることで初手の選択肢を広く確保することができる、トリックルームを張って味方のグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageと並べば地面、炎、フェアリーの優秀な範囲で攻撃できるとかなり強かったです。

クロバオーガレックf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002635p:imageに対してはクロバットf:id:kou_yoshimaru:20190515002635p:imageミミッキュf:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imageの皮を剥がせないのでカイオーガf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imageレックウザf:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainミミッキュZを当てやすく、カイオーガレックウザさえ倒せば相手はグラードンf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imageで詰むのでプラン立てもしやすくなったと思います。

技についてメインウェポンのじゃれつく、採用理由のトリックルームは確定、化けの皮やS操作と高相性で確定取れる範囲を広げられて強いと思った剣の舞も採用しました。ウェポンはじゃれつく以外ほぼ打たないと思ったので最後に1:1交換できたり、擬似的な行動保証を作れて強そうな道連れを採用しました。この采配が正解で追い風下やトリックルーム下で先制で道連れを使うことによって1:1交換を強いたり、化けの皮が剥げても擬似的な行動保証を作り出すことによって追い風→トリル、トリル→トリルといったようなS操作の繋ぎを相手に許させることになり非常に嫌らしく活躍してくれました。

 

調整先

A:

 ・171-135メガボーマンダf:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imageA+1じゃれつくで確定

 ・217-140ゼルネアスf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image A+1ミミッキュZで確定

 ・176-138カプ・レヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:image A+1ミミッキュZで確定

B: A136ガオガエンf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:image 晴れフレアドライブ耐え

S: 無振りレヒレf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:image-1

 

【4. 選出】

 

vs BIG-F系統f:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:image

   非トリパ  f:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image

  トリパ      f:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:image

非トリパに対しては基本的にマンダミミッキュから入り、グラ引きトリル、追い風剣舞など様々な形で展開します。トリパに対しては相手のゼルネもトリックルームも有効に活用させないことが重要であるためレヒレは選出。

 

vs グラゼルネゲンガーf:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521110221p:image

    f:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image

海外の強いプレイヤーに滅び選出f:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521110221p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imageで嵌められたので滅び選出で来ることを前提として書きます。初手ゲンガーランドの場合相手が取る選択肢はランドロス地面Z、ゲンガー身代わりなのでランドロスガオガエンで猫、ボーマンダで追い風を選択。次ターン、ゲンガー守りながらランドロスガオガエンに交代してくるので(ランドロス方向にハイボZ集中してもゲンガー方向に捨て身Zしても相手は困るので)ランドロス方向に蜻蛉返り、ボーマンダハイパーボイス、適宜グラードンとかを出しながら適当なタイミングで吠えて滅びでの壊滅を回避しましょう。

 

vs X-Rayf:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image f:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002709p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190517124554p:image

基本  f:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image

ウツロイド入り f:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:image

ヒレを倒すまではトリックルームは極力しないように戦っていきます。S操作に乏しくなりがちな構築であるところを突いてS操作で上を取り続けるか一方的にジオコンゼルネを動かし続けるかで勝ち。構築相性的に圧倒的に不利だったのがミミッキュの加入によりかなり勝てるようになったと思います。

ウツロイド入りはマンダミミッキュ投げした時にガエンウツロ対面だと出し負けてるのでグラマンダで投げて追い風か断崖どっちかが通るようにするのが良いと思います。グラ方向猫、ウツロイドでグラに岩Z、次ターン守りながらレック引きで神速で倒しに来られるとかなりまずいのでグラ守りながら追い風します。相手視点マンダを倒したり猫打ちに行っても不利になるだけなので1番強い択が集中ということになり、こちらはそれを読んでの守る追い風が1番強い択になると思います。

 

vs オーガレッククロバガエン f:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002635p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:image

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  f:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190521113202p:image

ミミッキュが鍵です。クロバットから打点がないため相手が化けの皮剥いで倒すに至るまでそこそこ苦戦します。無事に処理できることはまずないと思います。カイオーガに上から水技連打させないように立ち回ることを意識します。

 

vs オーガレックガエンタクンf:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002639p:plainf:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002649p:image

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全力でゼルネアス介護すれば勝てるのでゼルネアスを通し切ることだけ考えます。トリックルームされたらレヒレで壁張ってゼルネアスに癒しの波動撃ち続けて凌ぎます。ドータクンさえ処理できれば勝ちは近いはずです。

 

vs ゲンガエンオーガタクンf:id:kou_yoshimaru:20190515002715p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002658p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002649p:image

  f:id:kou_yoshimaru:20190515002627p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002702p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002653p:imagef:id:kou_yoshimaru:20190515002622p:image

ボーマンダの追い風からZガオガエングラードンで制圧を目指します。ボーマンダの吠えるで無理矢理トリックルーム阻止したり、相手の交代をきちんと読んで行動することが重要だと思います。ゲンガーいるせいでレヒレトリックルーム凌ぐのは厳しいと思うのでトリックルームさせないように立ち回りましょう。

 

【5. 後書き】

0-3スタートでおまけに明らかに運が悪かったので絶望していましたが、負けたら終わりの地下トーナメントに突入してから流れに乗り4連勝で持ち返しました。

場に飲まれて普段できることができてないと思いましたし、トーナメント進出できなかったのは素直に力不足です。夜中に迷惑メールの通知音で起こされてから全く眠れず、体調悪かったのでその辺のケアもしておくべきでした。

お金が足りなすぎるので世界大会へは行きませんが、2020年ルールも予選抜けてまた全国大会に来ようと思っています。

 

 

 

 

 

【WCS2019 INC November】最終1849 国内3位 サンシリーズ版グラゼルネグッドスタッフ

 

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目次

1.実績

2.構築経緯

3.個体解説

4.後書き

 

【1.実績】

INC November 最終 1849(27-2)国内3位(全体8位)

TN くにきだ。

1日目 1605(8-1)◯◯◯◯×◯◯◯◯

2日目 1758(11-0)◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯

3日目 1849(8-1)×◯◯◯◯◯◯◯◯

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ここから1797に勝利しました。

負け1試合は1600のアメリカ人相手でありえないぐらい運が悪かっただけ、もう1試合は1700↑の日本人でエンニュートのアンコールを考慮しておらずとても効果的な盤面で打たれてしまったので仕方なかった負けでした。これ以外に関しては勝つべき試合に全部勝てて運勝ちはなかったので自分の努力の成果が出てくれたかなと思います。

 

【2.構築経緯】

メガシンカ、Z、ゲンシカイキの存在しないサンシリーズにおいてはカイオーガ、並びにゼルネアスは他を圧倒する攻撃性能を誇っており、また一般枠のパワーがやや不十分で伝説枠の依存度が非常に高かったこのルールでは伝説枠でパワー負けするということは即ち構築単位でパワー負けすることになっていたためカイオーガかゼルネアス、またはその両方を採用するのがパワーの高い構築を組む基本的な考え方ではありました。

カイオーガは当時ガオガエンを抜いて使用率1位に君臨する時期もあるほど強力で、それを中心に据えた構築もかなり多かったのですが、カイオーガ構築同士のミラーで相手のカイオーガの雨下水技を受ける前提の立ち回りが私には感覚的にしっくりこなかったのでカイオーガではなくゼルネアスを中心に据えた構築を組もうと考えました。

ゼルネアスを採用する構築として当時メジャーであったものとしてグラゼルネ、オーガゼルネがあり、オーガゼルネは「しょうもな6」

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とまで呼ばれるほどの完結した並びが存在していましたが、前述の理由とさらにはミラーでの解答が用意しづらく練習によって解決するといった方法も取れないと感じたので、ゼルネアスと攻撃面で補完が取れており、さらには天候を書き換えることで最メジャーであるカイオーガ構築へ雨下以外での立ち回りを可能にするグラードンを相棒に選びました。

グラゼルネの当時有名であった並びとして

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があったのでまずはその構築をたたき台として試したのですがその結果

・S操作がないためもともとの素早さで負けている高圧的な並びに対して非常に弱い。

トリックルームに対しての解答がなく凌ぎきるのが難しい。

・相手のフシギバナがどうしようもなくきつい。防塵ゴーグルヒードランで対処しようにもミラーが起きることもあり不十分。

カイオーガ構築に選出しやすくてカイオーガに対して受けだしが効くポケモンの不足。

・しょうもな6に勝てない。

という問題を抱えていることが分かりました。

逆に良いと思ったこととしては、

・チョッキカミツルギの伝説並の勝ち筋形成力(主に対カイオーガ構築)

・炎枠2枚による相手の草、鋼タイプへの対応のしやすさ。晴れ補正の乗った炎アタッカーのグラードンミラー、無天候構築への強さ。

(この考え方は後のムーンシリーズで猛威を振るうウルガモスリザードンの入ったグラゼルネへとつながっていたりする非常に重要な気づき。)

がありました。

元の構築の問題点を修正し、良い点を残せば自分に合ったベストなグラゼルネが組めるだろうと思ったので

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の4匹を確定枠として残りの2匹をそれに沿って選定することにしました。

まずはトリックルームへの対抗策、カイオーガ構築への選出のしやすさと、受け出しの効きやすさからモロバレルの採用は容易に決まりました。ゼルネアスとはそのサポート、グラードンとは引き先にしやすいという点で双方と高相性で、しょうもな6へ勝てるようにする駒でもありました。レヒレがいない環境のモロバレルはかなり凶悪な性能を持っていたので信用度は十分過ぎるほどありました。

最後の1枠としてはフシギバナに対してかける圧力の高さ、グラゼルネミラーでの強さ、素早さ操作の保証力、炎打点の確保からファイアローを採用しました。

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この6匹だとクロバットがそれなりに重いのですが、環境にいるゼルネアス入り構築で一番メジャーなのがクロバットに強いトルネロスのいるしょうもな6であることからそこまで多くないと見てクロバットの高速処理は重視しませんでした。

 

【3.個体解説】

f:id:kou_yoshimaru:20191010112302j:imageグラードン@やわらかいすな

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意地っ張り/207- 221-160-×-110-112

特性:日照り

技:断崖の劔 / 地団駄 / 岩石封じ / 守る

配分: H252 A244 S12

 

役割対象に対して地団駄で確実に役割を発揮したかったことや、サイクルに特化した並びでもなく対面圧力を重視して良いと思ったことから持ち物にやわらかいすなを選択。元となった構築が命の珠で採用していたのもあり、拘らない火力強化アイテムであるやわらかいすなはかなり手になじむ感じがありました。

天候を取って有利盤面で断崖をぶっぱなしたり、ガオガエンを破壊して相手のサイクルを先に崩すポケモンです。

最大のダメージソースとして断崖の劔、ガオガエンツンデツンデへ確実に役割を果たせる地団駄、ホウオウ対策として岩石封じ、トリックルームや追い風のターンを稼ぐ守るで技は完結していました。炎打点はガオガエンファイアローが持っています。

 

f:id:kou_yoshimaru:20191010112438j:imageゼルネアス@パワフルハーブ

 

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控えめ/ 233-×-126-174-129-123

特性: フェアリーオーラ

技: ムーンフォースマジカルシャインジオコントロール / 守る

配分: H252 B84 C60 D84 S28

 

特筆することもない最強の鹿です。

ゼルネアスの積み合いで勝負が決まる試合の発生はほぼないのと、構築のエースが簡単に削られてほしくないため耐久重視の配分です。

サンシリーズのカイオーガはスカーフかトリックルーム軸しかいなかったので特性発動順で持ち物を判別するにしてもこの程度の素早さで特に問題はなかったです。(ムーンシリーズは水Z型がいるので準速以上は欲しい)

調整先

B: A233カミツルギA-1スマートホーン確定2耐え

C: C222カイオーガの雨潮吹き耐え調整までC+2ムーンフォースで高乱数1発取れる程度(90%前後)

D: C183ゼルネアスのムーンフォース高乱数2耐え(93.4%)

S:  準速70属抜き、S+1で準速130属、最速110属抜き

 

f:id:kou_yoshimaru:20191010112444j:imageファイアロー@命の珠

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意地っ張り/ 155-140-95-×-90-178

特性: 疾風の翼

技:フレアドライブ / ブレイブバード / 追い風 / 挑発

配分 H12 A212 B28 D4 S252

 

カミツルギソルガレオなど素早さが高く、グラードンでの対処にやや難がある鋼タイプや、フシギバナなどグラードン入りで苦戦することの多い草枠に対抗するために用意した追い風起動役です。

盤面を整えながらゼルネアスを介護する立ち回りと、追い風からマウントを取って対面で崩していく立ち回りの2つの立ち回りを実現するこの構築のスパイス的存在です。

弱体化こそ受けたものの特性の疾風の翼や元々の素早さの高さによる追い風の張りやすさ、耐久の低さと自傷ダメージによる追い風張った後の退場のしやすさが評価のポイント。

自主退場するのも役割ですし、素では微妙にもの足りない火力を補ってくれる命の珠をノータイム採用しました。

挑発は相手の追い風やトリックルームの妨害、相手のゼルネアスの妨害、自分のゼルネアスに吠えてくる相手の妨害のためなどに打ちます。

調整先

HB: C182カプ・テテフのPF下サイコショック確定耐え

S: 最速カミツルギ抜き

 

f:id:kou_yoshimaru:20191010112456j:imageガオガエン@マゴのみ

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慎重 / 200-135-114-90-154-78

特性: 威嚇

技: フレアドライブ / バークアウト / 猫騙し / 蜻蛉返り

配分: H236 B36 D236

 

Sの個体値を31にしていないのはSを下げつつ生意気個体を採用しないメリットがいくつかあるからです。

具体的には対カイオーガ構築において相手のガオガエンより後に蜻蛉返りをして天候合戦で優位に立つことができる、相手のガオガエンの蜻蛉返りから出てくる特殊アタッカーにバークアウトを入れられる、追い風下で準速ソルガレオより先に行動できるなどがあります。

環境にS無振りかSに振るガオガエンが多かったおかげで生意気の個体を使わずに慎重の個体を使っていながら狙い通り多くのガオガエンよりもあとに蜻蛉返りをしたり相手の蜻蛉返りで出てきた特殊アタッカーにバークアウトを入れられたりしました。

バークアウトはガオガエンのはたき落とすで倒せないナモの実持ちやシード持ちのルナアーラが増加していると感じ、はたき落とすを持つよりもルナアーラを削りつつ火力を下げるバークアウトを使った方がルナアーラに対して有効なメタになること、地味にキツいテテフなどの特殊アタッカーを弱体化させてゼルネアスの起点に変えられることなどを評価して採用しました。

今では信じられませんが当時はバークアウトガオガエンはメジャーではなく、早い段階で発掘できていて本当に良かったです。環境的にかなり強かったです。

調整先

D:C183ゼルネアスのC+2ムーンフォース確定耐え

S: 無振り60属-2

 

f:id:kou_yoshimaru:20191010112510j:imageカミツルギ@突撃チョッキ

f:id:kou_yoshimaru:20181015084121g:image

陽気 / 135-213-132-×-76-171

特性:ビーストブースト

技: リーフブレード / せいなるつるぎ / スマートホーン / はたきおとす

配分: H4 A92 B4 D196 S212

 

対ゼルネアスやカイオーガを意識して突撃チョッキを持たせて耐久調整を施しました。

サンシリーズでは使用率の高い一般ポケモン(カプ・コケコ、カプ・テテフ、ルンパッパ、ナットレイモロバレルツンデツンデ等)に対して非常に強く、伝説枠でもカイオーガ、ゼルネアスを始め様々なポケモンにも強い。

ビーストブーストでAが上がった際はさらに強力で一般枠でありながらも伝説並の勝ち筋形成力を持っていて頼れる1匹でした。

その強さ故にミラーが起きることも多いので最速での採用も考えておくべきだった。

調整先

A: 202 -115ゼルネアスを威嚇込みスマートホーンで確定2発

D: C183ゼルネアスのC+2ムーンフォース確定耐え

S: 最速ウツロイド抜き

 

f:id:kou_yoshimaru:20191010112525j:imageモロバレル@オッカの実

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生意気 / 219-×-100-105-137-31

技: 草結び / クリアスモッグ / キノコの胞子 / 怒りの粉

配分: H236 B76 D196

 

ゼルネガエンの並びの前で役割を遂行させるためオッカの実を持たせて採用しました。ガオガエンの前で突っ張りやすくなることからモロバレルの汎用性を上げる面でもオッカの実は効いてます。

ゼルネアスの護衛、対カイオーガ時のグラードンの引き先、相手のゼルネアスやカイオーガのストッパー役、トリックルームの妨害を任せます。

このルールは草ポケモンがそれなりに動きやすく、レヒレがいない環境かつコケコが出てきにくいグラードン構築内ではキノコの胞子が通りやすく強力です。

役割対象を考えると技はこの4つで完結してしまいます。他に欲しい技があっても採用するスペースがないです。

調整先

H: 再生力の効率最大3n

B: A233カミツルギのスマートホーン2耐え、C207ルナアーラサイコショック高乱数耐え(93.8%)

D: C183ゼルネアスのC+2 ムーンフォース高乱数2耐え(93.4%)

その他: C183ゼルネアスのC+2 ムーンフォース+A135ガオガエンフレアドライブをオッカ込み高乱数耐え(188~221ダメージ)

 

【4.後書き】

サンシリーズはカイオーガが環境トップに存在しており、INCまでグラードン構築はそれほど発展していないようではありましたが蓋を開けてみると上位者の多くがグラードン入りを握っていました。

カイオーガがトップに君臨し全人類がカイオーガ構築を握るようになった結果、カイオーガ構築に厚くしたグラードン構築がミラーを避けながらカイオーガを一方的に狩る結果になり、水面下で着実に進んでいたメタゲームの推移を感じました。

自身がグラードン入り構築を握るようになったのは感覚的にカイオーガ構築よりも馴染むからといったものなので環境に刺さっていたのは全くの偶然ではありますが、この時の結果はじっくりと構築を煮詰め、プレイングを磨いていた成果ではあるので素直に嬉しかったです。

今年のVGC2019を真剣に取り組んで確実に立ち回り、構築への理解力が高まったので来年のVGC2020ではこの経験を活かして世界へ挑戦していけたらと思っています。